機関投資家訪問と、当社で販売しているヘッジ・ファンドFOF「アジアフォーカス」に関するミーティングのため、シンガポールに来ています。
私が初めてシンガポールに来たのは、確か10年ちょっと前、夕方6時頃に空港に着き、車の中で着替えてビジネス・ディナーに参加し、夜11時過ぎの飛行機で帰国。正味6時間に満たない、超短期滞在でした。以来何度かこの国(と云うか街)には来たことがありますが、いつも超短期間の滞在であったり、通過するだけです。まさに東南アジアの「ハブ」らしい関わり方ですが、短い間にも観察するのは楽しいことです。
強力な一指導者(リー・クワン・ユー)の影響から、独裁国家的な色彩を揶揄して指摘する人もいますが、人々の表情を見るとそうは思えません。中国系・港湾都市と云うと香港を想起しますが、より西洋とイスラム双方の影響も感じてインターナショナルであり、一方中国の雰囲気は薄く感じます。赤道直下の国ですが、熱帯と云う感じはしません。何とも捉え所がないのですが、私は実はアメリカに似ていると思っています。事実としての文化の蓄積よりも、ルールに基づいた国作り。多民族性から来る標識や建物の作りのシンプルさ。未だ未だ他にもありそうな共通点を探してみようと思います。
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