先日のつぶやきにも書いた、外資系証券時代のボス・MDに昨晩会いました。彼は金融界は完全に引退していて、日本との縁も深い故M大使の財団の理事長をしており、今回も主にその仕事で来日しました。昨晩はかつての部下がボスの下に集まり、元気そうなボスの顔を拝み、またボスに顔を見せ、近況を報告すると共に、かつての仲間同士の旧交を温めるという、なんのアジェンダもない、とにかく楽しい集まりでした。古き佳き時代という言葉がありますが、なんでもかんでも古ければいいと云うものでもなく、ボスには人望があるから、やはりいい思い出となり、未だに一声掛ければみんなが集まるのだと思います。
ではボス・MDの人望の根源はなんでしょうか?彼はとても仁義に厚い男です。しかしそれだけが人望の源ではないと思います。彼は私たちをしっかりとトレーニングしてくれました。勉強しろとか、そういう類のトレーニングではなく、実戦の中で、厳しく、しかし何処かで温かく見守りながら、きちんと訓練してくれました。そのことに対して、私はとても恩義を感じており、それが私の彼に対する忠誠の骨格であると思っています。ボスに対する恩返しは、ボスが私にしてくれたようなトレーニングを、私が私の部下にしていくことしかないと思っています。そんな思いを再確認できた、素敵な夜でした。(ちょっと飲み過ぎましたが。。。)