既にちょっと古いネタですが、新年二日に都内の或るホテルに行ったら、館内のショップが全て開いていました。私の記憶では、同じホテルで昨年は殆どのショップが閉まっていました。各ショップがホテルに払う家賃は、店を開けても閉めても同じですから、店を開ける追加コストは、従業員に対する休日出勤手当だけでしょう。そのコストと売上利益の関係から、昨年は店を閉める判断をし、今年は開ける判断をした訳です。しかも今年は各ショップに3人ぐらいの店員が配置されていました。
一方でこのホテルでは、毎年三箇日は「縁日」を開催しているのですが、こちらは規模を縮小していました。縁日で小銭を使わせるよりも、ショップで諭吉翁を切って貰おうという魂胆だったのでしょう。これらは全て景気回復の証左です。街角は景気に敏感です。これからも東京やホテルに限らず、色々な街角に注意を払っていきたいと思います。