昨日、今話題の秋葉原ヨドバシカメラに行ってみました。凄い人波でした。広大な店舗の中に、購買意欲をそそるものが、次から次へと「これでもか!」という感じで並べられていました。店内のあちこちで1メートル四方ぐらいの「すのこ台車」を持ち出して、ソフトや携帯電話を山積みにして、まるで河岸かスーパーの安売りのような雰囲気で時間限定でガンガン売っていました。その雰囲気がまた購買意欲をそそります。
秋葉原は大好きな街で、いつもビジネスの参考になると思っているのですが、今回のヨドバシカメラは秀逸です。駅から1階入口に入ったすぐの所で、イー・アクセスさんが当社の口座開設取次サービスをして下さっています。声を掛けようと思ったのですが、忙しそうなので控えました。
実はヨドバシカメラは想い出の場所で、大学一年生の夏、親から予めもらった1年分の授業料・生活費を全て飲んで使い切ってしまった私は、切羽詰まって新宿西口の本店でアルバイトをしたことがあります。コンパクト・カメラという当時の主力商品を売りまくりました。月間の売上記録も作りました。朝から晩まで軍隊のような規律の中で激務をこなしたことをいい想い出として憶えています。
さて、ヨドバシカメラを出てガードを潜って反対側に出ると、グッと人波が減っていました。秋葉原の人の流れが変わってしまったのです。大規模量販店は流石に影響が大きいようでしたが、昔からある小規模専門店はどこ吹く風で、いつもと変わらずマニアを惹き付けているようでした。小学校の頃から通ったラジオセンターなどは、30年前からなにも変わらず健在です。駅の構内も居抜きでキレイに大きく生まれ変わり、あの訳の分からない複雑な構造がなくなったのはちょっと寂しい気もしますが、やはりその変化に経済の鼓動のようなものを感じました。
山手線で有楽町に出てマネックス・ラウンジに寄り、充実の午後は終わるのでした。
あー、秋葉原って楽しいですね!