私はこのことには明るくないのですが、なぜ我が国では教科書に検定制度があるのでしょう?これは他国でもあることなのでしょうか、それとも我が国固有のものでしょうか?
教科書の内容が、近隣諸国との関係に悪い影響を与えたりしています。しかしそれは国が「検定」、即ち"AUTHORIZE"するから事が大きくなるのであって、最初から自由に教科書を作らせておけば、問題はもっと小さくならないでしょうか?
こう書くと、いかにも姑息な対応のように聞こえますが、それだけでなく、根本的な改善にも繋がっていくと思います。なぜなら、そもそも「検定」がなければ、もっと色々な観点や研究に基づいた教科書も作られるでしょうから。そしてどの教科書を使うかは、先生と生徒の選択です。この論点は、最近もどこかの新聞の社説かコラムで書かれていました。
既に何年もの間、この問題は論ぜられてきたのでしょう。そして私は門外漢で、事情や背景をよく知りません。しかし言論と教育の選択肢を狭め、かつ外交上悪影響しかないと思われるものを、なぜ維持していく必要があるのでしょうか?