キッズ・マーケットキャンプなるものが、コレド日本橋で開かれました。これは、金融・資本市場メカニズムに対する理解を広く浸透させることが必要であるとの問題意識から、小学校5年生から中学校1年生までの30人程度を対象に金融や資本市場の仕組みについて2日間かけて教え、体験して貰おうという企画で、そのような問題意識を持つ小・中学校の教員もオブザーバーとして参加しました。
当社は協賛会社の一つで、私は今日その子供達と一緒にランチを食べました。隣に座ったD君は来月から6年生になるのですが、とても活発な子で、「株って知ってた?」という私の質問に対して、「ボクは買いたいんです!」と始めました。曰く、T社の株を持っているとミニカーとか貰えるので買いたい。今までの株価を見ると安定していていいんだよなぁ(!)。100株単位で、この間見たら2000円になっちゃってたんで、とても買えないなぁ。
・・・私はビックリしました。彼は大人びている訳ではなく、どっから見ても可愛い小学生で、話し方も全くの子供です。その子が楽しそうに話すのです。「ボクの会社では子供でも口座が開けるんだよ」と教えてあげると、エッー!!と大声を上げて、本当に嬉しそうに目をキラキラさせて、お父さんに話して口座を開けると言ってました。更に驚いたのは、彼は1歳年下の女の子を掴まえて、「若くていいなぁ」と言うのです。これは洒落だとは思いますが、純粋に若さを大切にしているようでした。後生畏るべし。
彼らに迷惑をかけないように、より良い資本市場を準備して渡してあげたい、少しでも彼らの役に立つような、金融・市場に関する正しい知識と知恵を整理していきたいと、そう思いました。ランチを終えて外に出ると、爽やかな風が吹き、素晴らしい青空が広がっていました。