経営者は男であるべきか否か。勿論そんなバカな話がある筈もありません。若いと経営者になれないか?もし若年者の能力が、高齢者よりも劣るのであれば、数学的帰納法流に考えると今頃人類はかなりバカになっている理屈になりますから、そんなこともある筈がありません(勿論経験から来る叡智等は別物です)。更に、人種や国籍などによって経営者になれるなれない等ないということは、自明の理です。そして、もしこれらの制限を付けると、会社にとって大きなマイナスになるものです。

分かり易い例はプロ野球チームです。大リーグでもしアメリカ人だけのチームを作ったら勝てるでしょうか?右利きの選手だけを揃えたチームは勝てるでしょうか?

競争に勝つためには、人材はひろく登用すべきです。これからの企業の経営陣は、更に多彩な顔ぶれになっていくことは、自由社会にいる限り必須のことでしょう。