第2回沖縄金融専門家会議なるものに参加しました。沖縄には何回か来たことがありますが、今回はいつもとは若干違う印象を受けました。

先ずは、食べ物が美味しくなったと感じたことです。しかしこれは美味しくなったのではなく、沖縄らしいアクが弱くなったのかも知れません。かつてキュウリは生臭い食べ物であったのに今ではアッサリしているように、ゴーヤもやけにすっきりしていました。観光客に合わせて、料理も変わってきたのかも知れません。

次に、随分豊かになったなということです。社会インフラを始めとして、官の努力も随分実ってきたということでしょう。しかしこれからの沖縄を考える時、やはり民がもっと頑張らなければいけないでしょう。子供が小さい時にだけ保護者が必要なように、官の補助は暫定的なものであるべきです。

今までの沖縄政策の次に、親離れ・子離れをどうするかを真剣に再議論するべきではないかと、そんなことを思ったのでした。