清水寺の貫主が先週、今年の漢字を大きな筆で書かれました。字は「災」。もう少し希望の持てる漢字を選ばないものかなぁと思っていましたが、これは貫主が自分で決めるのではなく、日本漢字能力検定協会が全国公募で選ぶのだそうです。今年は過去最多の9万超の応募の中から、2割強を占めた「災」がダントツの一位で選ばれていたのでした。

私にとっての今年の漢字は何だろうかと、今考えてみました。差詰め「忙」でしょうか?特に師走に入ってから、その感覚が強くなっています。年末が近付くにつれて挨拶に来られる方が増え、そのちょっとちょっとの積み重ねが、大きな「忙」を作ります。あたかも一台一台のブレーキ時間はほんの少しでも、それが増幅して見物渋滞が起こるように、年末のスケジュールは加速度的に忙しくなっていきます。

夜の付き合いもまた然り。ダブル・ヘッダーまではまだいいのですが、トリプル・ヘッダーになると流石に時間がなくなります。夜メールを処理出来ないと、翌日更に忙しくなります。閑よりは忙しい方がいいのですが、来年こそは、渋滞を起こさないように工夫をしていきたいと思っています。