人に何かを伝える時、その道具として色々な手段があります。音、記号としての字、自筆の字、モノクロの絵、カラーの絵、そして動画など。それぞれにそれぞれの特徴があり、必ずしもいずれかの手段が他の手段に優っている訳ではありません。私は個人的には自筆の字や、モノクロの画像が好きですが、誰が伝えるか、誰に伝えるか、何を伝えるかによっても自ずと最適な手段は変わってくると思います。インターネットの上で使われる手段は、記号としての字と人工的に作られた画像(チャートなど)が一般的です。しかし最近ではオンラインの株取引に興味を持つ方の層も拡がってきたので、今迄とはちょっと違った試みをマネックスでは始めてみました。当社のホームページを見て頂くと、「マネックスで株式投資をやさしく」というバナーが貼ってあります。こちらをクリックして頂くと佐藤まり江さんが微笑みながら、歩きながら、マネックスのサービスを説明してくれます。まり江さんとは去年の4月から半年間、朝の4時前から一緒に仕事させて頂きました。あの「めざビズ」という耐久レースのような番組でのことですが、毎朝早いにも拘わらず嫌な顔一つせず、いつも積極的に金融商品やマーケットのことを興味を持って勉強されていたのがとても印象的でした。そんな縁から今回、当社サービスのナビゲーターをして頂きました。ちょっと面白い仕組みなので、是非クリックしてみて下さい。
追伸:本日、第一四半期の業績発表を行いました。日興ビーンズ社の業績、両者合わせたMBHベースの数字、今後の方向性なども説明しております。当社ウェブ上で御覧頂けます。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。