昨日はゲルマニウム温泉の話でしたが、今日は普通の風呂の話です。私は一般に風呂が好きです。風呂での時間の過ごし方を皆さんはどうされているでしょう?そもそもそんなことを考えること自体が馬鹿らしいかも知れませんが、古来、無理をしてお盆を浮かせてお酒を飲むなど、色々な時間の過ごし方が風呂好きの間では考えられて来たのでしょう。私のお気に入りは、風呂での読書です。風呂桶には板の蓋が8枚ほど乗っかっているのですが、そのうちの2枚だけを端から外して、そろっと風呂の中に潜り込みます。外から見ると頭だけが出ているような格好になります。そうして腕を残りの蓋の上に出して、本を読みます。これが中々いい。顔面に湯気が上がってこないので、長時間本を読んでいても酔いません。雑誌を読むのもいいですが、古典や古い小説などを読むのが一番雰囲気に合います。その他の過ごし方としては、通称「風呂みかん」と云う食べ物もあるのですが、これはあまりにも馬鹿らしいアイデアなので、その内容は御想像にお任せします。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
-
ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。