風邪菌が蔓延しています。以前にも書いたことがありますが、私の鼻は敏感で、ミーティング・ルームに風邪をひいている人がいると、すぐに移ります。5分もしないうちから鼻の奥が熱を持って腫れてきて、イヤ〜な感じになるのが分かります。1時間も一緒にいると、鼻の奥からノド辺りはもう完全に風邪モードになります。そう言う時はミーティングが終わり次第お手洗いに行って、鼻を水で何度も洗い流します。一旦は却って腫れっぽくなるのですが、3分もするとスッキリしてきて、大事を免れます。ところが先日新幹線で、かなり厳しい状況に追い込まれました。名古屋で座った時に隣は空いていたように思えたのですが、お手洗いに行かれていたらしく、ちょっとして戻られて来た方はマスクをし、車中でもマフラーをしっかりとされてました。車掌さんに聞いても列車はほぼ満員で、隣が空いている席はないと言います。パソコンで仕事もしたいので、デッキに立つ訳にもいきません。隣の方はじっと目を瞑っていたので、最初は濡れナプキンで鼻を押さえながらキー・ボードを叩いていたのですが、左右の手を何度も変えて極めて不便ですし、それでも徐々に鼻の奥が腫れた感じになってきました。そこで思いついたのが、濡れナプキンを小さく切って丸めて、外から見えないように鼻の穴両方に詰めて塞いでみることです。背に腹は替えられず思い切って実行してみると、若干息が辛かったですが、作戦大成功。何とか風邪をひかずに済みました。風邪をひかないための、鼻の穴塞ぎマスクなんて発売されないでしょうか。