今日は年に1回の大学の同窓会の日です。私の出席する同窓会には恒常的なルールがあります。中学・高校の同窓会は年6回。毎奇数月の最終金曜日に集まります。場所も、そのお店が潰れたり、もう来ないで下さいと言われない限り、いつも同じ場所で変わりません。一応直前にメーリング・リストでリマインダーが入りますが、自動的にルールに従って出頭すればみんなに会える仕組みになっています。
大学の同窓会も同様です。毎年御用納めの前日の晩に、これも決まった店に集まることになっています。しかし今年は、ルール通りだとクリスマスの晩になってしまうので、1日ずらして御用納めの晩になりました。場所も、永世幹事が東京を離れてしまっている為うっかり予約し損ね、今年は違う所です。しかし基本は恒久ルールに則っています。だからなんなんだ、と言われそうですが、このような形で同窓会の類をされている方は他にもいらっしゃるでしょうが、これが中々便利です。予め、極論を言えば何年も前から日程が分かっていますから、本当に参加したい人はまず間違いなく日程の調整が可能です。大勢集まり易いので、あいつに会いたい、こいつに会いたい、ということで、集客力が高まるというか、更に大勢が集まりがちになります。
恒例化することによるブランド・バリューもあるかも知れません。まぁそれだけ私の回りには、飲み会を逃したくない飲み助が多いということでしょうか。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。