ようやくフセインが拘束されました。イラク情勢の今後については色々な憶測が飛び交っていますが、それは専門家に任せるとして、私に関係するところでは思ったことが2つあります。
1つは株価に対する影響です。今日は日本の株式市場は3%程度上昇した訳ですが、こんなもんでしょうか?フセインが全てを仕切って来た訳ではない、却って報復行動が増加するかも知れない、等々の考えもありますが、フセインが生きているか死んでいるか、生きているなら何処にいるか分からない、という不確定状態が取り除かれたということは、少なくとも中長期的に見るとボラティリティを下げる作用があり、株式市場にはいい材料だと思います。問題はその幅ですが、3%というと通常時でも1週間程度で振れている幅です。そう考えると少し上昇幅が狭ま過ぎるかなと感じました。
もう1つ思ったのは、今日も何故か新聞休刊日だったということです。これだけの重大ニュースをテレビかスポーツ新聞でしか読めない。これは何度も書いてますが、ジャーナリストとして恥ずべきことです。実際には号外も出ている訳で、現場の記者やデスクはせっせと書いているのでしょう。これは新聞社の経営の問題です。いい加減ナントカして欲しいものです。