小さい頃、父親が人間ドックがどうのこうの言ってるのを聞いて、真面目に人間と犬のいる絵を思い浮かべてしまった私ですが、今では逆にそのドックを受ける立場になりました。前職の頃から受けていたので、この歳にしてはかなりドック経験の多い方でしょう。ハッキリ覚えていませんが、胃カメラも既に5回は飲んだことがあります。
この土曜日にも、1年半ぶりに人間ドックを受けました。当社の産業医もしてもらっている中学からの友人がいるのですが、埼玉県入間市にある彼の病院まで行って診てもらいます。血液検査の結果はまだ分かりませんが、今回もカメラでもエコーでも問題はありませんでした。胃が若干荒れている程度です。前にも書いたことがありますが、かつて脂肪肝やガンマGTPの問題があった時期もあるのですが、マネックスを始めてから却って健康になりました。かつてよりも酒量も多く、睡眠時間も短いにも拘わらず、今では完全な健康体です。余分なエネルギーは仕事で消費してしまい、或る意味で好きなことをしているのでストレスもなく、病気になりにくいのでしょう。慢心は大変危険ですが、こんな身体で良かったと思います。血圧だけ若干高かったのですが、家庭用血圧計を買って家で計ると何ら問題はありませんでした。高速道路を入間で降りる500メートルほど前で、赤色灯の車に止められたせいで動揺していたのでしょうか(笑)。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。