前回、公募価格という題のつぶやきを書いたのは2001年7月9日のことです。当社のトップ・ページの「サイト内検索」で 12239.68 という数字を入れて検索すると1つだけヒットするバックナンバーです。
マネックスメールの1000号記念の時も書きましたが、当社の株価が公募価格を割った時には、深く、強く、思うことがありました。今日、ようやくその水準にまで戻って来ました。今何を思うかというと、ホッとするかと思っていたのですが、そういう感情は少なく、これからやるべき事の多さを強く感じます。
創業以来のマネックスの理念は今でも何ら変わりません。これからもっともっと成長する為に、市場と、御客様と、株主の皆様に耳を傾けながら、更に邁進して参りたいと存じます。今後ともマネックスを宜しくお願い致します。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。