4月(正確には3月31日の月曜日)から続けてきた早朝のめざビズ生放送、遂に明日の放送で終了です。春先にフジテレビから番組制作の協力を頼まれた時は、正直仰天し、果たしてやりきれるか心配でもありました。
なにせ平日の毎日、朝の4時半から5時半までの生放送です。マーケット系経済番組を作ったことのないテレビ局と、一緒に、手作りで、構成やネタを考え、毎週月曜日は私が生で出演し、その他の曜日も当社の社員が電話で1分間程のマーケットコメントを話し続けました。スタッフと当社と、双方にとって何もかもが初めてで、しかし『もっと分かり易い経済番組を作ろう、何処にも負けないようなホットな視点を皆さんに届けよう』と、私達なりに強い使命感と熱意もあって、ここまで頑張って来ました。よく続いたと思います。お陰様で評判は上々で、10月からは毎週土曜日の朝7時からの1時間半番組に格上げされます(第1回放送は今週の土曜日です)。
どんなことでも、強い思いがあり、新しいモノを創り上げ、それを継続出来た時は、どこかで爽やかな満足感のあるものです。今朝はオンエアの後に、それでもまだ6時前の早朝ですが、テレビ局のスタッフの皆さんから花束を頂きました。しかし当社社員もよく頑張ったと思います。そして何よりも、新しいことにチャレンジしたフジテレビのスタッフに脱帽です。10月からの番組には引き続き私達も協力していきます。フツーの時間になりますので、これからもよろしくお願いします。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
-
ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。