26日に予定していた財務省の直接訪問は、残念ながら延期されました。前から何度もつぶやいているように、私はこの個人向け国債は金融商品としては優れているのですが、そのディスクロージャーなどに問題があると思っています。債券ですからデフレに強い。インフレが起きても長期金利連動の変動金利債ですから同時に利子が増えていくので、インフレにも強い。元本リスクについては国の財政状態を心配すべきですが、国が保証している銀行預金や郵便貯金からの乗り換えであれば、リスクは減ることはあっても増えることはありません。しかし投資家に対する説明責任において問題があると考えており、今週月曜日に財務省に質問を提出しHP上でもその内容を公開しております。 https://www2.monex.co.jp/j/kokusai/top.html
以下、御参考までに転載しますが、しばし回答を待ちたいと思います。
●質問事項
以下の債権者からの質問につき、お答え頂きたく存じます。
Q1.個人向け国債の広告宣伝費用はいくらか
Q2.プライマリーバランスの均衡目標は西暦何年か
Q3.財政赤字の均衡目標は西暦何年か
Q4.格付などの信用状態により、国債に財務制限条項を付ける予定はあるかQ5.個人向け国債の発行時に目論見書を作成する予定はあるか
Q1についてはもし開示できない場合にはその理由
Q2、Q3についてはその根拠
Q4、Q5については予定がある場合にはその時期、ない場合にはその理由も、 ご説明願いたく存じます。