ツキは実力でしょうか?それとも天の気まぐれでしょうか?
昨日は御機嫌な日でした。オートバイ、鈴鹿の8時間耐久レース(8耐)は、私の応援するホンダ勢が1−2−3フィニッシュで表彰台を独占しました。優勝チームのスタートかつゴールをしたライダー加藤大治郎選手は浦和出身で私と同郷です。
8耐が終わって30分後に始まったサッカーJ1、浦和レッズ対ヴィッセル神戸は、大好きな福田選手の左足からの鮮やかなミドル・シュートで先制を決め、2対0で快勝しました。
しかし8耐は実力だけで勝てるでしょうか?確かに今年のホンダは滅法強かったと思います。しかし転倒してしまえばそれまでです。何度も何度もきわどいシーンがありましたが、何故かホンダ車だけは転倒しませんでした。3位に入ったバロス選手は最後に無茶とも思える猛攻をしましたが転びませんでした。先々週のモトGPドイツ・グランプリでは、バロスはレース終了まであと3周という所で折角ロッシを抜いてトップに立ちながら、そのあとあっけなく転倒してみすみす今期初の2ストローク勢による優勝を逃しました。レッズの試合も、福ちゃんのシュートはゴール上のバーに当たって、はじかれずにネットを揺すりました。しかし終了間際のカズのヘディングは、ポストまであと数センチという所で逸れてしまいました。どれも微妙です。昨日は私の応援する人やチームにツキが宿っていた日でした。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。