あのサタデイ・ナイト・フィーバーのジョン・トラボルタが自家用ジェットを自分で操縦して世界一周旅行に出掛けました。今朝のテレビでニュース画像が流れていたのですが、唖然としました。自家用ジェットというだけでも日本では滅多に聞かない話で、アメリカっぽくてカッコいいと思うのですが、世界一周とはさすがハリウッド・スターは違う、といった感じです。
しかし私が圧倒されたのはそういうことではありません。ニュースの音声での説明が終わった後に、ジェットが離陸して行く姿が映りました。
・・・な、なんと翼に全部で4基もジェットエンジンが付いている大型ジェット旅客機です。全長・全幅、共に約50メートルあるボーイング707でした。国内線仕様だと乗客数200名以上、航続距離9000キロ以上。10年ほど前まではアメリカ大統領専用機「エアフォースワン」に使われていたのと同じ飛行機です。スケールが違います。というか考え方がスカッと抜けていて、何か笑ってしまいます。トラボルタは歳と共に役作りも変えてきた中々味わいのある好きな俳優の一人ですが、益々好きになりそうです。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。