マネックスが生まれてから、もう4回目の夏至です。夏至については何回かつぶやいてきたので、もうネタもないかと思ったのですが、いろいろ考えるとまた一つ面白いことに気が付きました。
夏至は太陽が最も高い日ですが、日本ではいつも太陽は南にあります。南半球だと、どうもしっくりしませんが、太陽は常に北にある筈です。一番しっくり感がないのは、北回帰線と南回帰線の間の地域での太陽の振る舞いです。ある季節は真上、ある季節は南、そしてある季節は北にある筈です。太陽が東から出て西に沈むことには変わりはありませんから、このような地域では一年中日陰になる側というものが基本的に存在しないことになります。やはりそれに応じて建物の間取りとかも考えられるのでしょう。なんか不思議ですね。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。