明日はいよいよW杯、日本−チュニジア戦です。応援にも気合いが入りますが、相手の国のことも気になります。地図やウェブでいろいろ調べようと思ったのですが、歴史も、地理も、全然頭に入りません。興味がない訳でも、特徴がない訳でもありませんが、「チュニジア」と想った瞬間に「パラララーララ・ララッ」とか「ターラッタ・ラーラッタ・ララララ」といったフレーズが頭の中を響き巡り、チュニジア用の脳細胞がすべて塞がれてしまうようです。
「ア・ナイト・イン・チュニジア」(チュニジアの夜)は、ディジー・ガレスピーが1944年に作曲したビ・バップの名曲中の名曲で、彼のトランペットとバド・パウエルのピアノが何と言っても最高です。ジャズの名曲と呼ばれるものは随分ありますが、「ショッキング」な曲というのは、そうあるものでもありません。私にとってショッキングだった曲、そして一度想い出すと暫く頭から離れない曲は、この「チュニジアの夜」と、やはりバド・パウエルの「ウン・ポコ・ロコ」でしょうか。でも明日の試合中だけは、間違っても口ずさまないように気をつけます。