世界人口の平均年令を御存知ですか?26才だそうです。60才以上はそのうち約10%。一方日本は平均年令が41才で、60才以上は約24%のようです。これは恐るべき差です。そしてこの差は放っておくと更に広がっていくのでしょう。日本経済のファンダメンタルズにおける、最大の課題はこの少子高齢化問題でしょう。しかしどちらかと言えば受益者と言えるであろう高齢者側の意見が、高齢化社会を支えていくより若い人達側の意見に較べて、勿論バランスの問題ですが、あまりにも重用されてはいないでしょうか?この世代間負担の問題が一番大きいのが財政や税制であり、そして意見のアンバランスが一番大きいのも例えば税調です。少なくとも税調メンバーの年令構成だけは、見直した方がいいのではないでしょうか?