周りに咳をしている人が多いと思っていたら、風邪を移されてしまったようです。しかし局地的な移り方をして、熱もないし、体調も悪くないのですが、声だけがほとんど出なくなってしまいました。もんたよしのりの物真似などをすると社員にはウケますが、当人としては中々辛いものです。声が出ないとその分良く考えるようになるかというとそうでもなく、私の場合は喋りながら考えるタイプ(考えながら喋るのではありません、念の為)なので、却ってあまり考えなくなります。周りの人が議論しているのをただ聞いていると、最初はもどかしいのですが、じきに何となく眺めるのに慣れてきます。すると今度は聞こえなかったものが聞こえてきます。当社は東京駅の近くのビルの19階なのですが、電車がレールの上をゴットン、ゴトンと通る音が、このつぶやきを書きながらも鮮明に聞こえてきます。いろいろと新しい発見はあるものですね。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。