日本たばこ協会の発表によると、2001年度の日本国内たばこ販売本数は前年度比1.6%減で3193億本、販売金額は1.5%減の4兆1037億円だったそうです。中々信じにくい数字です。日本の人口が1億2千万人、有権者数が6千万人とすると、一成人当たり毎日16本、187円消費している計算になります。ホントでしょうか?当社のオフィスには約50人働いているので、毎日800本になります。成人の2割が喫煙者だとすると、喫煙者一人当たり毎日80本、4箱という計算です。何か特別な事情があるのでしょうか?実は異常に多く吸う地域がある。販売本数と喫煙本数に大きな乖離がある、例えば吸われずに捨てられているたばこがいっぱいあるとか、国内販売本数に勘定されている中の多くが海外に持ち出されているとか・・・。
成人だけが吸うものでないことは分かっています。実際、自動販売機経由での未成年者への販売が大きく伸びている実態も聞いたことがあります。しかしどうもこの数字は納得がいきません。しばらくは悩みそうです。