米アラバマ大の研究チームが、逆回転している銀河を発見したらしい。逆回転というのは、通常銀河は渦が中に巻き込まれていくように回転している訳ですが、逆にあたかも渦を外側に向かって放出するような向きに回転しているというのです。これは驚きモノです。どう考えても自然の摂理に逆らっています。2つの銀河が合体してこの銀河はできたらしく、その影響でこのような現象が起きていると伝えられています。恐らく表面上は吸収されて見えなくなってしまった小さい方の銀河が、実はとても大きな質量を持っていて、その銀河がもともと逆回りに回転しており(これは渦を巻き込む向きには回転しているのですが、右回りか左回りかという違い)、その影響で大きい方の銀河が無理やり逆さ向きに回されてしまっているということでしょうか。いやはや。しかしこのような不自然な存在というものは長続きはしませんし、子孫というか相続する存在もありません。さしずめ我が国の国会などは、逆回転銀座といった趣でしょうか。