プロ野球のマスターズリーグが明日開幕します。OBばかりが約200人集まり、5球団に分かれて来年の1月まで計40試合をこなします。
平均年齢は46歳。今朝の日経新聞(スポーツ面)によると、マサカリ投法で有名だった村田兆治選手(51歳)は今でも毎日トレーニングをして、体型も140キロの速球も維持しているそうです。「ロッテのエースとしてのイメージを壊してはならない。」「子供たちに野球を教える時に実際に手本を見せられなければならない。」自意識過剰とも、自己満足とも言えるかも知れません。しかしプロとしての矜恃は、美しく心を打つものがあります。プロの世界はスポーツの世界に限られた訳ではありません。どんな仕事をするときも、プライドは持っていたいと思います。しかし醜いプライドと美しいプライドの違いはどこにあるのでしょうか?
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。