あのアインシュタイン博士が20世紀最大の発見は?と聞かれた時に、相対性理論と言わずに「複利」と答えた(らしい)のは有名な話です。一般に複利の話をする時は毎年10%で20年間運用したらいくらになるでしょう、というように増加する方向を例に取ります。しかし複利はもちろん減少の方向にも同じように驚くべき発見があります。金融資産の運用を5%のコストを払いながら20年間続けるか(一部の生命保険とかはその部類に入るでしょうか)、0.1%の手数料で続けるか(弊社における株式売買のように)では大きく違います。0.95の20乗は0.36、何と64%も目減りしてしまいます。片や0.999の20乗は0.98、たったの2%しか目減りしません(もちろん実際には税金の効果とかを考えなければいけませんが)。ビックリですね。