ちょっと前のニュースですが、気になったものにハードディスクの製造技術に関するものがありました。東芝が開発したもので、今迄のノートパソコンに入れるようなサイズで500ギガ、500円玉程度の大きさでも25ギガの記憶容量があるというものです。オプティカル系とか、容量の点でHDの限界を超えるような媒体の開発が進んできましたが、元々ハードディスクは速さでは一番ですからもしこれが本当に実用化されるならば便利さでは一番でしょう。このように古い技術の洗練を進めて新しい技術に事実上(少なくとも一時的には)打ち勝ってしまうようなことは、新技術の発明と等しく価値があり面白いことだと思います。500円玉サイズなら携帯電話にも使えます。日本は既にあるものの性能を更に丹念に磨いていったり、不可能といわれるようなサイズを実現して行くのが得意ですが、そういったところに真のIT化のきっかけがあるかも知れませんね。