私の好きな映画に2001年宇宙の旅があります。映画の中で意思を持ち、ヒトを超えようとするコンピュータが出てきます。ある意味でこのコンピュータが映画の主人公な訳ですが、このコンピュータの名前がHALといいます。HALというのは造語で、よく見るとIBMの各アルファベットが一文字ずつ前に出ています。H−I、A−B、L−M。IBMよりも一歩先の時代をゆくコンピュータという作者の願いからこのように命名されたのでしょう。マネックス(MONEX)という名前の由縁をよく聞かれるのですが、正にアーサー・C・クラークと同じ気持ちです。今までのMONEYの一歩先をゆく新しい時代のマネーをデザインして実現し、そして提案していきたい。マネックスのサービスの内容はいつもこの考えに根差しています。これからも名前に負けないように頑張っていきたいと思います。