【米国株式市場】ニューヨーク市場
NYダウ: 50,926.56 △20.51 (10/1)
NASDAQ: 26,871.60 △10.53 (10/1)
1.概況
米国市場は主要3指数揃って小幅に上昇しました。直近で金利の上昇が続いており、一時5.33%まで上昇する場面もありましたが、引けにかけて金利上昇が一服したことから投資家心理が改善し、幅広い銘柄が買われました。
ダウ平均は102ドル高の51,008ドルでこの日の取引を開始しました。寄付き直後に上昇し、日本時間22時36分に273ドル高の51,179ドルでこの日の高値をつけました。その後、一気に下落に転じ日本時間0時10分に359ドル安の50,546ドルでこの日の安値をつけました。以降は徐々に回復し前日終値を挟んだ展開が続きましたが最終的に20ドル高の50,926ドルで反発しました。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は10ポイント高の26,871ポイントで続伸、S&P500株価指数は14ポイント高の7,666ポイントで反発しました。
2.経済指標等
9月のISM製造業景気指数が発表され、54.5となり市場予想(55.0)を下回りました。
3.業種別動向
S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち5業種が上昇、6業種が下落となりました。エネルギーが1.9%高、資本財・サービスが1.0%高、情報技術が0.8%高となりました。一方で、ヘルスケアが1.3%安、コミュニケーション・サービスが1.2%安、不動産が0.6%安となりました。
4.個別銘柄動向
ダウ平均構成銘柄は30銘柄中14銘柄が上昇しました。ボーイング[BA]が3.4%高、セールスフォース[CRM]が3.1%高、アイビーエム[IBM]が2.6%高となりました。一方で16銘柄が下落し、ウォルト・ディズニー[DIS]、アムジェン[AMGN]が3.4%安、ジョンソン・エンド・ジョンソン[JNJ]が2.3%安となりました。
ダウ平均構成銘柄以外では、アクセンチュア[ACN]は2026年6-8月期の決算を発表し、売上高が186億7900万ドルと前年同期比6%増加し、市場予想(180億ドル)を上回り15.8%高となりました。また、エネルギー会社のコンステレーション・エナジー[CEG]はアマゾン・ドットコム[AMZN]との20年間の電力購入契約を結び1.9%高となりました。
5.為替・金利等
長期金利は前日比0.04%低い5.24%で取引を終えました。2日朝のドル円相場は158円台前半で推移しています。
VIEW POINT: 今日の視点
長期金利の下落で投資家心理が改善し米国の主要3指数は小幅に上昇しました。9月のISM製造業景気指数は活動の拡大ペースがやや鈍ったものの、拡大と縮小の分岐点である50を9ヶ月連続で上回り2022年以来の長期拡大局面となりました。
夜間の日経平均先物は550円安の68,460円で取引を終えています。米国市場は小幅な上昇となりましたが、日経平均は昨日大幅に上昇していることからその反動でやや下落してスタートすることが見込まれます。ただ、本日夜には米国で雇用統計を控えていることから大きな動きは起きにくいものと考えます。また、寄付き前に東京都区部消費者物価指数(CPI)が発表されるため注目されます。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 荒谷 義孝)
