【米国株式市場】ニューヨーク市場
NYダウ: 53,055.91 △155.84 (7/6)
NASDAQ: 26,121.16 △288.49 (7/6)
1.概況
米国市場は3指数揃って上昇しダウ平均は最高値を更新しました。半導体銘柄が買われ、フィラデルフィア半導体株指数は2.2%上昇となりました。
ダウ平均は71ドル安の52,828ドルでこの日の取引を開始しました。寄付き直後に上昇したものの程なく下落に転じ、日本時間23時10分に251ドル安の52,648ドルでこの日の安値をつけました。その後、再び上昇に転じ引けに向けて上昇幅を拡大し、日本時間4時59分に160ドル高の53,060ドルでこの日の高値をつけ、同水準の155ドル高の53,055ドルでこの日の取引を終えました。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は288ポイント高の26,121ポイント、S&P500株価指数は54ポイント高の7,537ポイントでいずれも上昇しました。小型株で構成されるラッセル2000は13ポイント高の3,009ポイントで反発しました。
2.経済指標等
6月のISM非製造業景気指数が発表され、節目の50を超える54.0となり、市場予想(54.1)をわずかに下回りました。
3.業種別動向
S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち5業種が上昇、6業種が下落となりました。コミュニケーション・サービスが1.6%高、情報技術が1.3%高、一般消費財・サービスが1.0%高となりました。一方でヘルスケアが1.2%安、公益事業が1.1%安、不動産と生活必需品が0.9%安となりました。
4.個別銘柄動向
ダウ平均構成銘柄は30銘柄中12銘柄が上昇しました。ボーイング[BA]が3.6%高、アナリストが目標株価を引き上げたアイビーエム[IBM]が3.5%高、ゴールドマン・サックス[GS]が3.4%高となりました。一方で18銘柄が下落し、メルク[MRK]が2.2%安、ウォルト・ディズニー[DIS]とアムジェン[AMGN]がともに2.1%安となりました。
ダウ平均構成銘柄以外では、半導体大手のブロードコム[AVGO]はアップル[AAPL]向けカスタム半導体を開発し供給する契約を新たに締結したことを発表し、3.7%高となりました。また、マイクロソフト[MSFT]が苦戦しているゲーム部門のXBOXを中心に従業員約4,800人の削減を発表し1.0%安となりました。
5.為替・金利等
長期金利は前日比0.01%低い4.47%となりました。7日朝のドル円は162円台前半で推移しています。
VIEW POINT: 今日の視点
米国市場の主要3指数は、半導体関連銘柄が上昇を牽引し揃って上昇しました。ドル円相場は引き続き円安継続となり、先週金曜日の雇用統計で円高となったもののその前の水準まで戻ることとなり、一時162円台40銭程度まで円安が進みました。
夜間の日経平均先物は290円高の70,300円で取引を終えており、米国市場での半導体関連銘柄の上昇の流れを受けて本日の日本市場は買いが優勢でのスタートが見込まれます。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 荒谷 義孝)
