米ドル/円相場はもみ合いが続いている
米ドル/円相場は2026年3月中旬から高値圏で形成されているもみ合いが煮詰まってきています。もみ合いといっても期間はかなり短く、一時的にでも上か下かに強い動きが発生しそうな兆候です。
この保ち合いが意味する重要なポイントは、2026年の1月後半の安値(152.08円)と2月中旬の安値(152.25円)の間に形成した2月9日高値(157.72円)を支持線として、もみ合いが形成されていることです。2月9日高値にワンタッチした3月19日安値(157.49円)から、切り返した動きが確認できます。
もみ合いはパターンの前後で相場のトレンドの向きが同じになる場合が多い
もみ合いはパターン分析では、上昇トレンドや下降トレンドの途中に出現する継続パターンといわれ、パターンの前後で相場のトレンドの向きが同じになる場合が多い。まれに、継続パターンではなく、天井や底を形成する反転パターンになる場合もあります。
パターンを放れた後は、しばらく放れた方向へ動くことが多いため、上昇であれば買いポジション、下落であれば売りポジションと、その動きに追随するスタンスを取るのが基本とされています。パターンを放れた後に変化する値幅は、パターンに入る前に動いた値幅、あるいはパターン形成中の最高値と最安値の差を目安とすることが多いです。
2026年4月は強気シグナルがさらに強化される見込み
これを現在の米ドル/円相場に単純に当てはめると、現在のもみ合いが上に放れた場合(ドル高・円安方向)は2024年7月につけた高値(161.99円)を上回る可能性が高いでしょう。
月足の一目均衡表では、「基準線」を大きく上抜ける強気シグナルが2025年10月に点灯し、じりじりと円安方向に進んでいます。そして、2026年の2月には、「転換線(短期線)」が「基準線(長期線)」を上回る強気シグナルが出現し、さらに4月は強気シグナルが強化される見込みです。
振り返ると、2022年10月高値(151.94円)から2024年7月高値(161.99円)までは22ヶ月かかりました。2024年7月高値から22ヶ月目が2026年の4月となります。円安加速だとすれば、何がきっかけになるでしょうか。
