5月25日に日経平均・TOPIXは史上最高値を更新、東証グロース250指数は年初来高値を更新
日経平均株価の騰勢を横目に、相対的に上値が重かったTOPIX(東証株価指数)が週明けの5月25日、約3ヶ月ぶりに史上最高値を更新しました。日経平均株価の上昇は相場全体のダマシではなかったことを裏づける材料として受け止められそうです。
また、小型株で構成される東証グロース250指数も堅調です。5月11日につけた年初来高値(842.66P)を上回りしました(図表)。3月までは伸び悩む長い時間帯でしたが、年初来高値更新によって5月相場は4月安値を切り上げる短期上昇波動が続いていることを確認できました。850Pが目前に迫っており、2023年6月につけた戻り高値(864.77P)を上回ることができれば、これまた大きな強気シグナルになるでしょう。
東証グロース250指数は、比較的大きなリバウンド局面
以前、2025年6月3日のこのコラム「【日本株】東証グロース250は2本の足で下値固まる」で執筆した通り、東証グロース250指数は2024年8月と2025年4月の急落後の強い戻りで2本の足が形成され、「脚立」のような形になりました。その2本の足でゆっくり立ち上がり始めた2026年の上昇相場は「起立」する段階へ入っていくことが予想されます。2023年6月につけた戻り高値を超えると、過去の株価推移から見込まれる次の上値のフシは1,000P~1,050P水準まで見当たりません。この水準は2021年5月~10月につけた安値水準であり、短期的な上値の限界となりえる水準といえます。
ただ、それでも年初来高値更新にとどまります。日経平均株価やTOPIXとは違い、東証グロース250指数は史上最高値更新にはまだほど遠い状況には変わりありません。2018年以降でみた長いトレンドは依然として弱気継続のゾーンにあり、現在は比較的大きなリバウンド局面に進展しつつあるという状況に過ぎません。新興市場の活況は、これまで一時的なブームで終わることが多くありました。かつては、「バイオ」のテーマで長く続いたこともありましたが、今回は「宇宙」関連株でどこまで引っ張れるかが焦点になりそうです。
