只今帰国し、成田からつぶやきを書いています。ワシントンD.C.で元駐日大使のマンスフィールド氏に面会致しました。例の潜水艦の事故に関して、「一アメリカ人として謝らせて欲しい」と深々と頭を下げられました。その後元ゴールドマン会長のコーザイン上院議員とも会いました。「いろいろやりたいこともあるんだけど、まずはできることから少しずつしっかり実行していきたいんだ。まだ新米だからね。」と言って少年のような目を光らせていました。日本とアメリカの違いって、こんな所にもあるのでしょうか。いや日本とアメリカの違いというよりも、日米の政治家の違いでしょう。政(まつりごと)を信託されているという考え方と、自分は統治者であるという考え方の違いでしょうか?そういえば二人とも同じことを言っていました。
「日本には(若くて)強いリーダーシップが必要だ」と。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。