IT関連のある新技術を持っている会社があるとします、例えばDWDM(高密度波長分割多重、本年1月7日つぶやき参照)のような。DWDMを理由にその会社の株を買う時、技術のことは説明を受ければある程度理解できるかも知れませんが、その技術の適用される市場の大きさとか、それがその会社にどれだけの利益をもたらすかについては通常見当もつきません。
一方ときメモ・ファンドは、シリーズ1本目が53万本、2本目が37万本売れているゲーム・ソフトの3作目(及び女性向け新作)が何本売れるかによって償還額が変わる金融商品ですが、何本売れるかの判断は誰でもお茶の間でそれなりに意見を持てると思います。投資はこのようにもっともっと日常的な判断によって行える方がいいと思っており、これからもそのような新商品や、そのように判断ができる仕組みを考えて提供して行きたいと考えています。