先週、ニューヨークのコロンビア大学ビジネススクールで講演する機会をいただきました。MBAホルダーでもない私が何を話すのか…と内心ドキドキでしたし、英語でのQ&Aにも不安があって、かなり緊張していました。でも、何とか無事に終了!帰国した翌日、休む間もなく今度はシンガポールへ。移動疲れと講演終了による気の緩みで見事に体調を崩し、ここ数日間、会食にもいかず、お酒も飲む気になりません。「ああ、私はまだ『止まること』が下手なんだな」と気づかされました。

そういえば今年は年女。年初にChatGPTに「節目の一年だね!」と話しかけたら、「体調に気を付けて。健康を崩しやすい年齢です」と返ってきました。あれは未来予測というより、私の「走り続ける癖」を見て、注意喚起してくれただけなのかもしれません。実際、春先にも体調を落とし、秋口も調子が悪く、振り返ると「厄年」っぽい一年です(笑)。

「回遊魚」「背中にネジが付いている」「業界一の元気印」など、ありがたいご評価をいただく私ですが、もう無理ばかりしていられない年齢になってきました。今年は天候不良や熊問題で登山にもあまり行けず、この調子だと今週末のマラソン大会もおそらく不参加。思い通りにいかないことが多い2025年です。けれど今は、これを「立ち止まる時期をもらった」と捉えています。

動けない年には、動けない年の意味がある。

無理に走らず、時に休んで次の一歩を大きく踏み出す。そんな学びに変えたいと思っています。むしろ、こういう年があってこそ、また面白い未来が開けるかもしれません。

なんだかしっとりとしたつぶやきになりましたが(笑)、インフルエンザも流行っているようです。皆さまもどうぞご自愛ください!