昨今、集中力を持続することが難しい環境になっていると感じます。
SNSのタイムラインは絶えず更新され、TikTokの登場によってショート動画が蔓延したことで、大人も子どもも読書や思考に集中する時間が減っています。
読書や語学学習、長文レポートを読み込んで洞察を得るといった活動は、一見すると「タイパ(タイムパフォーマンス)が悪い」と感じられるかもしれません。しかし、こうした行為こそが抽象化する力や深い思考を鍛えることにつながると実感しています。
もちろん、SNSやTikTokを一切やめるのは現実的ではありません。そこで私は、意識的に利用を減らす工夫をしています。具体的には、
●スマートフォンからSNSアプリを削除する
●動画の自動再生をオフにする
このように少し手間をかけるだけで、利用頻度を自然に減らすことができるのでおすすめです。
- 大塚 雄介
- コインチェック株式会社 執行役員CBDO
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早稲田大学大学院修了、物理学修士号取得。株式会社ネクスウェイでB2B向けITソリューションの営業・事業戦略・開発設計を担当。レジュプレス株式会社に参画(2017年4月よりコインチェック株式会社に社名変更)。2014年2月に取締役に就任。2018年4月にコインチェック株式会社がマネックスグループ株式会社の子会社となると同時に執行役員に就任し、マーケティング・事業開発などを統括。2021年4月執行役員を経て、2023年9月より執行役員web3Cloud事業本部長。組込型の暗号資産購入サービス「Coincheck OnRamp」をはじめとするweb3Cloud事業を管掌。2024年9月より執行役員CBDOに就任。 *CBDO(Chief Business Development Officer):最高事業開発責任者
