本日、とあるきっかけによりマッカーサー元帥の執務室にほんの少しだけ立ち寄りました。とても保存状態が良くて感心したのですが、一番良かったなと思ったのは、実は何気なく手にして持って帰ってきた展示室の簡単なしおりでした。中にはマッカーサー元帥が座右の銘として日々愛誦したという”YOUTH”という詩が載っていました。「”YOUTH”とは人生のある時期を言うのではなく、心の状態を言うのだ。」で始まる、とても分かりやすい、サミュエル・ウルマンという人の英文の詩です。
全文を御紹介できないのが残念ですが、マッカーサーの意志や雰囲気がとてもリアルに迫ってきました(もちろん私なりの解釈ですが)。どんなものよりも完璧に或る世界を保存し伝達できる「言葉」って、やはり凄い道具ですね。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。