昨日は海の日でお休み。今日はいわゆる飛び石の合間です。東証一部の出来高は5億5千万株と閑散でした。機関投資家の中には休みを取られている人も多いでしょうし、何よりポジション整理を一昨日にしたばかりで、また日中新たなポジションを作って引け前に整理するのも厄介なので商いが細るのでしょう。前にも書いたことがあるように、アメリカでは殆どの祝日は月曜日か金曜日に寄せられており、連休になるので行楽にも出かけやすいでしょうし、中途半端にマーケットが開いていてビジネスの効率を落とすことがないように工夫されています。
ほんの数日じゃないかと思われるかも知れませんが、年間に祝日が十数日、飛び石になることが仮に5回あった年があるとして、それらの日の経済活動が通常の営業日に比べて2割減だとすると、ざっくり言って5÷250(営業日)×20%で0.4%の下方影響がGDPに対してあるかも知れません。これは強烈です。日本でも今年から祝日を週末に寄せることを部分的に始めましたが、もっと速く進めた方がいいのではないでしょうか。