アメリカにおいては、ISP(インターネット・プロバイダー)は出版社か、即ち検閲責任があるか、電話屋か、即ちインフラの提供者であって検閲責任がないか、という議論が盛んにされて来ました。掲示板の書き込みについて削除する責任をISPに持たせるか否か、というのがもっとも分かりやすい例になります。検閲する責任、義務といったものは、いずれ事前検閲する権利に変化して行く可能性もありますし、個人的には私は電話屋派です。ちなみにアメリカにおいては電話屋派への収束を見せ始めているようですが、日本においてはこれから議論が始まりそうです。しばらくは様子見ですね。