週末、大学の関係で韓国にてプレゼンテーションを行う機会がありました。英語で行うため、伝えたいこと、伝えていること、そして伝わっていることのギャップは大きくなるものの、意欲的に取り組み気合で乗り越えられました。プレゼンの難しさを改めて感じるとともに、非常に貴重な経験となりました。
プレゼンも大切ですが、少し前にNetflixの料理リアリティ番組『白と黒のスプーン』を観ていたこともあり、食事も楽しみに行ってきました。出演者に絡むソウルのお店は大人気とのことですが、寒さの厳しいこの季節、体の芯まで温まる『ソウル』フードが楽しめます。料理の技術や哲学がまざりあい、そこに人間模様も加わるこの番組を観ていると、料理が一つの物語のようで興味深いです。
韓国は政治が揺れていますが、世界的なトレンドを次々と生み出す国です。特に日本ではそう感じる機会が多いですね。政府の支援、SNSマーケティング、競争の激しい市場環境など、さまざまな要素が絡み合い、韓国初の情報やブランドに触れる機会が増えています。
飲食においても新しい店が次々と登場してはすぐに淘汰され、また新たなスタイルの店が次々に出店されているそうです。一方で長く愛される店は家庭料理であったり、メニューをごくわずかに厳選するこだわりの店が多いと聞きました。何軒も食べ(飲み)歩いてしまいますが、革新と伝統が共存しており面白いものです。
とはいえ、日本に帰ってくるとほっとするのもまた事実。旅先での美味しさを楽しみつつ、帰国後には慣れ親しんだ食の良さを改めて実感する、ソウルフードの再発見です。