今、ロンドンにいます。新型コロナ明け後、今回で3度目の訪問。今回もIRのために来ており、充実したミーティングが続いています。先週は冷たい雨模様が続いたようですが、今のところ傘いらず。今日は空き時間に近くの公園を散歩することができました。
ロンドンに詳しいわけではないですし、たかだか3回目の滞在ですが、なぜかこの街はしっくりくるというか、自然体で過ごせる気がします。ニューヨークでは、街のエネルギーを浴びながら、自分も全力で走らなければ!という感覚になるのですが、ロンドンではもう少し肩の力を抜いていられます。歴史ある街並みと文化とビジネスが絶妙に調和しているからなのか、それとも、「多様性」があまりに自然に根付いているからなのか。自分は自分のままでいいと思えるし、英語でのコミュニケーションもNYよりリラックスできます。ここでは、あらゆる 「英語」 が飛び交っています。一昨日は、ドイツ英語がまったく聞き取れず、アップアップでした…(汗)。
お会いする投資家も、「長期目線」 の方が多く、ビジネスの話だけでなく、私自身の「人となり」についてもたくさん質問をいただきます。人を見て、ビジネスを見て、長期成長戦略の実現性を測るというアプローチでしょうか。これまでの取り組みや、これからの未来について、流暢とは言えない英語でも、落ち着いて自信を持って話すことができます。そして、それをじっくり聞いてくれる。その姿勢が、より一層ロンドンの「居心地の良さ」を感じさせるのかもしれません。
また、日本にいると「欧州の景気は厳しい」という話をよく見聞きしますが、ロンドンの中心地は活気に溢れています。インフレの影響で住宅家賃など生活コストの上昇は顕著なものの、街は賑わい、レストランも満席。Brexit後も、美味しい料理、多様な人々、文化が息づき、ここではむしろダイナミズムを感じます。
そんなロンドンで、今回ふと気づいたことがあります。ロンドンの人々は、本当に 『Lovely』 がお好きです。ホテルのレセプションでも、レストランでも、散歩中のちょっとした会話でも、『That’s lovely!』 が飛び交っています。食べ物にも、景色にも、会話にも、日常のあらゆる場面で 『Lovely!』。性別も年齢も関係なく、誰もが自然にこの言葉を使うのが印象的です。
大げさなように思いますが、これは、ロンドンの「受け入れる文化」を映し出すひとつの表れなのかもしれません。多様な人々や価値観が当たり前に共存し、それを前向きに受け止める空気感。だからこそ、私もこの街では自然体でいられるのかもしれません。滞在期間はあと少しですが、私もこの街に溶け込んで、Lovelyなコト/モノを見つけながら、『That’s lovely!』 を自然に使ってみたいと思います。