上期の営業利益が50%以上の増益となった2月決算銘柄は

9月下旬からスタートした小売り企業を中心とした2月決算企業の上期決算発表も今週で終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、堅調なインバウンド(訪日外国人)需要や値上げによる利益率の改善、猛暑による夏物商品の販売増、プライベートブランド(PB)商品の好調な販売、電子商取引(EC)の拡大などを追い風に増益となる銘柄も多くみられました。

そこで今回はこうした企業のなかから、上期の営業利益が前年同期比で50%以上の大幅な増益となった銘柄をピックアップしてみました。例えばJ.フロントリテイリング(3086)はインバウンドや富裕層による高額品の購買が好調だったことに加え、広告宣伝費の削減効果もあり、上期の営業利益が前年同期比で2倍となっています。また、ローツェ(6323)は生成AI(人工知能)向けなど世界的な半導体の需要増で、半導体ウエハーの搬送装置が好調だったことなどにより、上期の営業利益が前年同期比で72.3%増となっています。

上期の営業利益が50%以上の増益となった2月決算銘柄はこちらからチェック