チャート分析は値動きだけを見るものですが、テクニカル分析の中には売買量も考慮に入れて分析する手法もあります。以前私はつぶやきの中で、市場の動きには無数の人の恣意が交錯し、結果としてその動き自体に株価の将来をも予測し得る意味が隠されていることがあり得ると書いたことがあります。
しかし更につけ足して言うならば、売買を伴って形成された値動きなのか、そうでないかに大きな意味の違いがあると思います。会社の時価総額が大きく動く時に、その変動額に対して大きな割合の売買を伴っているのか、そうでないかによって、当然値動きだけでなく、市場価値自体の意味も変わると思うのですが、如何でしょうか?