トレーダーがたまに口にする語り継がれて来た文句は中々趣のあるものがあります。その内のひとつに、「まだはもう、もうはまだ」というのがあります。但しこれは日本のトレーダーだけが言うセリフのようですが。
いわゆるファンダメンタルズに基づくトレンドを軸に、常に期待の形成とその修正が繰り返され、その結果としてマーケットは小刻みに行ったり来たりします。いち早く期待の形成に参加するトレーダー、人より先に見切りをつけるトレーダー、そういったトレーダーたちがトレーディングの世界では成功することが多いようです。
それに替えて、人の後を追って行く行動をトレーディングの世界では「提灯をつける」と言いますが、中々成功しないようです。ちなみに言葉の由来は残念ながら知りません。