先週末は仕事で札幌へ。金曜夕刻は予約のお鮨屋さんを訪ねたのですが、たくさんの浴衣の人の流れに吸い込まれそうになるのを振り切りながら、でした。ちょうど金曜日は花火大会が開催されていたようで、浴衣姿の女性が街中に溢れ涼やかでした。
お土産に頂いたのが佐藤水産の鮭荒ほぐしの瓶詰め。これ、今の季節にピッタリです。前日の残りご飯を「冷たいお茶漬け」でさらさらっと食するのが夏の我が家の朝ご飯。お茶漬けの上に焼き鮭を乗せるのが定番ですが、頂いた瓶詰めの鮭フレークを乗せることで、鮭を焼く手間も省けます。暑さで食欲がなくても冷たいお茶漬けと鮭ならサラリといただけます。…私の場合、夏に食欲が落ちるなんてこともないのですが。
東京へ帰って週末日曜、夕刻窓を開けると近所の盆踊りのお囃子が風に乗って飛び込んできました。この夏の東京の風は息苦しさを運んでくる熱波ですが、それでも夏祭りの音色は気分を涼しくさせてくれますね。浴衣を連想するからでしょうか。私が子どもの頃に着せられていた浴衣は確か白地に色鮮やかな金魚が泳ぐ柄でした。ピンク色の兵児帯を蝶々結びにキュッと締めてもらって弟と手を繋いで盆踊りの公園に向かった日のことを今でも鮮明に思い出しますが、あの頃の福島の夏の気温は今と比べればかなり涼しかった。それこそ、冷房などなくても夜風でぐっすり眠れたと記憶しています。トランプ元大統領は気候変動(温暖化)は嘘だとして「ドリル、ベイビー、ドリル(石油を掘ってほって掘りまくれ)」をスローガンに掲げていますが、日本の夏の気温は年々上昇傾向にありますね。米国で政権交代があれば米国の気候変動問題への取り組みが大きく変わりそうです。
暑い夏はまだまだ続きますが、鮭ほぐしの冷たいお茶漬けで夏バテせずにこの夏も乗り切れそう!皆さんも熱中症にはくれぐれも気をつけて。