先日、「ホンダ、50cc以下の原付きバイクの生産終了」のニュースを目にしました。スーパーカブ、私の家にもありました。父が普段の足として使っていたのです。それ以外に、母用に2台(宅配の方が乗っている屋根付きスクーターと屋根なしのスクーター)の合計3台ありました。母が一台乗りになったと思ったら、今度は弟が購入して、やっぱりバイクが3台ある家庭でした。私は自転車専門で、バイクは苦手。車と一緒に走るのが怖かったですし、何よりも、ハンドルでのアクセル調整が…。弟がアルバイト代で買ったバイクが届いた数日後、私もちょっとだけ練習したい!と言って家の前で乗ってみたら、やっぱりアクセル調整が下手で、突然ウィン!と走り、転倒してしまって、買ったばかりのバイクが少々(?)破損…。すごい勢いで怒られました(汗)

自転車、バイク、車、電車、飛行機と移動手段は多岐にわたりますが、近い未来には、「ロケット」が加わるかもしれないという時代になりました。小さい頃に観ていたSFの世界が現実になりそうな時代。国内外の出張が多い私にとって移動時間の短縮は嬉しいのですが、身体への影響・負担が気になります。「都市間ロケット」では、地球上のあらゆる地点間を1時間以内で移動できようになるそうです。それはすなわち、1時間で時差13時間(夏時間で)のNYに到着!という世界ですから体内時計も内臓も脳も混乱しそうです。また、移動時間は意外と仕事がはかどるため、資料確認や書類作成あるいは考え事はフライト中や新幹線内ですることが多いのですが、都市間ロケットを利用すると、せっかくの「移動時間」がなくなります。うむー、悩ましい。でもやっぱり、自分が現役の間に一度は都市間ロケットに乗ってみたいなぁとも思います。しかし、インフラ整備も必要ですし、コストも高いでしょうから、私自身が移動革命の成果を享受できるかどうかは微妙かもしれません。

今の技術革新のスピードを踏まえると、10年後20年後はまったく違う世界になっています。私たちマネックスグループも、挑戦を続け、シン・マネックスの創造に向けて、一歩一歩前に進めていきたいです。先日、6月22日(土)に開催したマネックスグループ定時株主総会において、取締役重任をご承認いただき、新たな1年もCEOとして企業価値向上に向けて尽力させていただくこととなりました。より一層活動量を増やし、たくさん移動もして、マネックスを革新させていきたいと思います。