サッカーEURO2024が始まり、夜中ちょくちょく見てしまうためか、季節的な低気圧のためか、いつもと違う重力を感じる日々です。コーヒーが良いとは聞きますが、気晴らしに出歩くようにもしています。

そんな最近は仕事関係とプライベート関係で連日プチ同窓会でした。同業者と話すと明日から役立つ考え方に触れられますし、プライベート関係では異業種の人が多く、普段得られないものを感じられます。どちらにしろ懐かしい面々とは昔のことから最近のことまで尽きることなく話があり、また自分を客観視する良い機会です。

客観視といえばその重要性を説いた世阿弥は目を前に見て、心を後ろにおけと言います。自分の目で見ているもの「我見」と見所(能の客席)から見える姿「離見」に対して、見所と同じ心で見る「離見の見」をもって自分の姿をしっかりととらえる。客観的な目で、目の届かないところまで見てこそ、体全体が幽玄の世界をあらわすとのことです。

最近はメタ認知とも言われ客観視の重要性が広く言われていますが、いくら意識しても人と接して実践するのは至難ですね。それでも話しが弾み、いつもと違う感覚になるのは何か得ているものがある気がしています。まぁお互い元気で楽しく過ごしてまた会おうということで、大変良い時間でした。