あるコンビニでのり弁当がそのままおにぎりになった商品を見ました。ちくわや卵焼きなどがご飯に挟まれ、のり弁当をおにぎりとして食べられる仕様になっており、タイパ(タイムパフォーマンス)を重視したコンセプトのようで、手軽に便利に効率的に食事がとれる商品でした。
最近はパフォーマンスに関連する用語が散見されます。タイパ以外にもコスパ、ウェルパ、スぺパ、クオパ、リスパ等々、調べてみて言葉の多さに驚きましたが、分母も重視することで何に対するパフォーマンスかという質も問われるこれらの尺度は特にZ世代中心に浸透しているようです。
最近ドラマでもありましたが、世代や時代が違えばお互い分かり合うのは容易ではなく、そこには互いに寛容さが必要でしょう。最近は効率的であるためにこのように様々な判断軸があることは、私にとって新しいものとして参考になりますし便利さを享受できます。一方でその尺度、ときに生き急いで近視眼的になっていないか?とも感じます。
週末観に行ったサッカーは応援チームが残念ながら負けてしまいました。使った時間と感情とでパフォーマンスは良くはないかもしれませんが、結果よりも過程を楽しむと割り切ればよいでしょうか。長い道のりで良い時も悪い時もあるなかで、また次回来るであろう楽しみに備えています。日々の暮らしをパフォーマンスとして見る場合においても中長期の目線が大切なのは資産運用と同じですね。